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1 社団の経緯

  一般社団法人さんりく未来推進センター(以下、「当社団」という。)は、京都大学経営管理大学院との提携により、

2012年に三陸被災地での起業支援を目的として設置された「岩手ソーシャルビジネススクール(塾長:高村義晴)」に

始まります。2013年5月に、同スクールでの実践経験をもとに、起業者に寄り添い「起業の掘り起こし」「起業支援」

「起業後の事業継続支援」を包括的に行うことを目的として当社団が創設されました。目指したのは「起業興し」によ

る内発的な復興支援でした(起業増加町)。この間、2012年には100名余、2013年~2016年3月までに59名の起業者を輩出、

その後、事業継続支援に重点を移すとともに、2015年には 起業者等からなる「さんりくチャレンジ倶楽部」を立ち上げ

その支援に努めてきました。

  当社団は、その当初から、三陸沿岸での実践をとおし着実に復興に貢献するとともに、復興なり地域創生にとって

の大事ななにごとか(実践知・知の体系)を見出し、それを全国に還元させていく。一方で、全国の知恵を三陸沿岸に

移入し、相互に高め合う構造を採っています。

 それにより、人口減少、少子高齢化といった、この国を呑み込む大きな時代の流れに対峙していく。そういう想いを底

流させてきました。具体にこの間、「天草での起業の掘り起こしや支援」、「大都市の企業等と地域を結びつけ、地域の

仕事を生み出そうとする“二地域就労構想”」「ライフスタイルのブランド化構想」にも中心的に携わってきました。

 

2 社団の目的とアプローチ

  当社団は、これまで一貫して、需要が減少する地域や、疲弊に傾斜する地域の復興や創生に向き合ってきました。着

目したのは、地域のなかから新たな価値を創造し、これにより地域の仕事や暮らし、誇りや楽しみを創出することでした。

そしてこの価値創造の方法として、起業に加え、地域内の結びつき、地域外との協創、地域の美意識やスタイルなどの

固有価値に目を向けてきました。

 

3 連携

 

  実際に、世の中に新たな変化が生じ時代が大きく変わっていくには、挑戦という名の新たな実践が進み、それが理論化

され広がっていく必要があります。学問や学術が時代を変えるわけではありません。時代が変わるには、挑戦なり実践が

入用となります。けれど、時代が大きく変わるには、やはり学問なり学術が欠かせません。当社団は、これまで大都市の

民間企業や地域との連携に努めてまいりましたが、新たに一般社団法人グローバルビジネス学会等とも連携していくこと

といたしております。

【大都市の地域や企業との連携】

 これまで東京の特別区、近郊の市、さらには三井住友海上、NECネッツエスアイ、PwCなどの各企業さまと連携し、

独自の支援プロジェクトを展開してまいりました。(トップ画面の写真は、その様子を写したものです。)

【市町村・国などとの連携】

 これまで「二地域就労促進市町村連合(会長:天草市長)」や「ライフスタイルのブランド化による地域づくり構想」を通し

て市町村・国との関わりを築いてきました。また三陸の復興を通し民間企業ともつながってきました。

  これらを活かし、新たに創設される「公民地域協創協議会」の場において、市町村、民間企業とのネットワークを形成

するとともに、国の関係府省庁にも、必要な働きかけを行っていきます。

定款前文より.PNG
地域の仕事づくり・価値創造により.PNG

4 成果

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